こんばんは、Jam023です。
今回はレースでの立ち回り、特に瀬戸際のバトルで負けないための立ち回りと思考についてです。
レースをしていて、クラッシュに巻き込まれたり、ギリギリでインを取られて負けると悔しいですよね。私も何度味わったかわかりません。今回はそんなレース後に「ああすれば良かったな…」といった後悔をできるだけ減らすための戦略を綴っていきます。
結論から言うと、相手の取りうる最も可能性の高い立ち回りを読み、それを潰すことに尽きます。
レースも然りですが、この思考は特にFPSで大切です。いかに7:3で勝てる状況をトリガーを引くまでに作り出せるかにかなり注力していますし、ジャンルを問わずここの冴えは私の対人戦における生命線です。
そのおかげか、手前味噌ですがFPSではBFだろうとCoDだろうと累計キルレ2はまあ切りません。
レースでは絶対的な速さがまず肝になるので正直ここまでの影響はありませんが、駆け引きでは少なからず重要です。
後ろからくると予測しているドライバーと、予測していないドライバー、どちらを追い抜くのが簡単かと言えば当然後者です。FPSでも相手が来ないと思っているところから撃つことで簡単にキルを取れてしまいます。
本記事はある程度当ブログで紹介している考え方の上に成り立つものです。関連する内容の記事は都度リンクを貼っているので、併せてご確認いただけると幸いです。では行きましょう!
相手が前後どちらに意識があるかを見極める
ピット戦略や燃費が絡まない前提で、レースをしている中でドライバーが取れる戦略は2つ。
①前の車を追い抜き、順位を上げる。(攻め)
②今の順位を維持する。(守り)
後ろから明らかに自分よりも速い車が迫ってきている状況で、バトルを避けて譲ることもあると思いますが、これも必要以上に順位を落とさないための言わば守りの戦略と言えるでしょう。
公式戦などポイントが絡むレースでは最低何位を取りたいという目標は各々あるでしょう。その順位と現状の順位で攻めか守りかどちらを取るか選択することになります。この思考を相手の立場に立って行った上で具体的にブロックラインを取るかどうかを考えます。
例えばレース序盤で自分がトップを走っていて、すぐ後ろに2位がついているとしましょう。2位のドライバーがひとまず今は1位と一緒に逃げたいと考えていたとしたら、ほぼ仕掛けてこない場面です。ここで下手にブロックラインを取ったままコーナーに入ると結果的に自分も2位も遅くなり、全体を通してみれば自分も3位に落ちるリスクが高くなります。
結果的に非常にもったいないことをしていますし、後悔をする可能性を高めてしまっています。では、具体的に相手が前後どちらに意識があるかを判断するための材料をあげていきます。
相手の意識を見極めるための判断材料
この章は私が今までレースをやっていた中での経験則のもとに書いているので、漏れもあるかと思いますし、あくまでも傾向なので全員が全員当てはまっているわけではないことにご注意ください。
①そのレースや、それ以外での普段の走り
レース中後ろからぐいぐい順位を上げているとやはり前への意識が高いのはわかるでしょう。きっと誰でも警戒します(笑)
また、それ以外でも何度も同じレースでマッチングしたことがある人であれば、攻めか守りかどちらを重視しているかの傾向がわかります。
この部分についてはあまり意識していなくても回数を積めば自然とつかめるものですね。逆にこの傾向が他の人に掴まれないようにすることも大切です。そもそも私はここまで意識されるほど最近速くない。やばい。
②ポイント状況
特に公式戦では世界大会への切符を掴むため、誰もがポイントを意識しているでしょう。相手のリージョン内、メーカー内での立ち位置を理解することである程度目指しているであろう順位も見えてきます。
その他JEGT等のレースでもポイント制となっているので、この状況把握も必須と言えるでしょう。
③実力と予選順位の乖離
マッチングした時点で部屋の中で速い人、そうでない人はなんとなくわかるはずです。その速い人がもし予選で下位に沈んだ場合、レースで巻き返しを図るのは当然です。
多少のリスクを背負ってでも攻めなければならないので意識はがっつり前にあります。順位が近い人はその前提で立ち回る必要があります。逆に予選が想定よりもうまく決まった人は順位を上げることより維持することに意識があると言えるでしょう。
④マシン特性
色んな要素がありますが、端的に言えばタイヤ消耗が早い車かどうかです。タイヤ消耗が早い場合、序盤で前に出て後ろを抑えるという戦略を取らざるを得ません。Gr.4で言えばFFがその典型例ですね。具体例はこちらの記事を参考にしてもらえれば幸いです。
⑤レース全体の雰囲気
公式戦の第一部屋クラスの戦いであればこうなることはあまりないですが、乱暴な追い抜きによるクラッシュがレース中に多発するとどうしても感情的になってしまい、意識が前のめりになってしまう人が増える印象です。
一度集中力が切れると戻すのはなかなか難しくなり、再びクラッシュが起きてしまうという負の連鎖が最悪の場合起きます。こういった時に極力冷静になり、他車の隙をつくことを意識すると納得できるレース運びができるでしょう。
⑥国籍
個人差がありますし、決して差別的な意味合いでもないですが、国外プレイヤーは前への意識が強い傾向にあります。
⑦年齢
これを読んでくださっている若い方々、どうか気を悪くしないでください。
前項と同じであくまでも傾向ですが、年齢が若いと意識が前にあることが多いように思います。また、意識が後ろにあると極端にブロックラインを取ったりで、何を考えているかがわかりやすいことも多いです。その分隙も生まれやすいのでそこを突くことを第一に考えましょう。
⑧日頃のツイート
え、そんなことも??と思う方もいるでしょうが、そこまで難しい話ではありません。
結論から言うと、美味しいラーメンの画像を挙げている人は脂の乗った良い走りをする人が多いです…
はい。
見るべきポイントはただ一つ、自己顕示欲が表れているツイートが多いかどうかです。その手のツイートが多いと意識が前にあることが多いように感じます。Twitterとレース、全く異なるものですが、どちらもその人柄が表れる点は同じです。
人間観察のようであまり褒められたことではないですが、情報として使えるものは使う、そしてこのブログでは共有できる点はなるべく共有するという私の方針なのでご容赦ください。
以上他のドライバーが前後どちらに意識をもっているかを判断するために私が使っている材料です。
他の方はもっと違う点も参考にされていることもあると思いますが、①については誰もが注意している点だと思います。
そこでレース中に自分の動きが見られている中でさらに順位を上げるための動きについて述べていきます。
相手の中に自分の虚像を作る
例えば自分が破竹の勢いで追い上げている時、前述の通りまわりに警戒されてしまうので当然追い抜きが難しくなります。
そんな時、一旦順位を守るような立ち回りをしてみることが打開策になりえます。例えば直前でバンプをしてみたり、無暗に仕掛けることをやめたり、一緒に逃げようとする素振りを見せます。同時にその中で自分がどこで仕掛けるかというイメージを持ちましょう。
そうすると相手は徐々にではありますが、自分への警戒を緩めていきます。相手も順位を上げたいのは同じなので次第に意識を前に移し始めます。
そして、確実に仕掛けられるときに一発で仕留めるという流れです。
ここで大切なのは確実に一発で仕留めるということです。失敗してしまうと相手も再び意識を後ろに移すので攻略はかなり難しくなってしまいます。
また、自分が前を走っている時は同じように後ろも自分の油断を誘っているかもしれないという意識を常に持ちましょう。
レース終盤だとあまり悠長なことは言っていられなくなりますが、序盤~中盤はこのようにじっくり我慢してみることも大切です。
もしもクラッシュに巻き込まれたら
後ろの車が自分を抜こうとしていることがわかっていたとして、どれだけ警戒しても追突されて挙句抜かれるということもあります。
まあちゃぶ台をひっくり返したくなる場面ですね。ここでやり返さず、相手の謝罪を待つのも手ですが、私は正直やり返してもいいと思っています。もちろん第三者に迷惑をかけない前提での話です。
別の記事でも述べましたが、これは偏に相手からナメられるのを防ぐためです。ぶつけたことを本当に相手が悪いと思っていたらそこで順位を譲るはず。その中で前を走り続けているのは「まあいっか」という気持ちが多少あるからです。
そうすると、「この人なら最悪ぶつけても謝れば許してくれるからいいや」と思われる可能性があります。人を許す心の広さは人生において大切なことですが、ことレースという勝負ごとにおいては、上を目指す自分が損をする結果になりかねません。
もちろん報復をせず相手を許すという選択肢もあるかとは思います。ただその場合、”いい人”であり続けなければなりません。「いい人であること」は大切です。しかし、「いい人であり続けること」はかなり難しいと思いますね。
ただし、晒し行為ばかりは悪手と言わざるを得ません。それを見た人に「え、この程度のことで晒すの?」と思われたらかなり信用を失うからです。
ここの難しい点は「この程度」がどの程度かは人によって違うところです。この程度を満たせば信用を失いませんが、見る人全員のハードルを満たすことはかなり難しいだけですし、そのリターンが自己満足ではさすがに割に合わないと言わざるを得ないでしょう。
この章の内容は道徳的にどうかという観点もあり、人によって意見がと分かれると思いますが、ここでは損得での観点と割り切って述べでみました。
まとめ
以上、今回は相手の動きを読むという点に焦点を当ててみました。実際色んな要素が絡むので言語化するのは正直難しかったですが、少しでも参考になれば嬉しい限りです。
ちなみに、人や状況を観察して動きを読むことが上手くなることのデメリットが1つあります。
それは性格が悪い人だと思われることです。実際桃鉄では何度人を怒らせたかわかりません。
何を隠そう私自身も性格の悪い人ですし、仲のいい人であればあるほどそこをわかってくれていますし、その上で仲良くしてくれます。そして、それに甘んじて全く反省していません。。。
前に書いたように、ゲームのプレイスタイルは性格がよく出ます。法を犯さず、通すべき筋さえ通しさえばいいのではないかと、私は思っていますけどね。
最後話がかなり逸れてしまいました。
最近あまりグランツーで思うような走りができず、ブログで書けることもあまりなくなってきた今日この頃ですが、細々と続けていければと思っておりますのでよろしくお願いします!
ではまた!
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