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【GTsport】オンライン攻略 Vol.6 燃費走行の肝(後編)

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こんばんは、Jam023です。今回は約1か月ほど前に執筆した燃費走行に関する記事の後編です。
前回の記事では主にそもそも燃費走行をすべきかどうかという判断基準について書きました。今回の記事では燃費走行を行うとして、その具体的な手法と、それを踏まえてレースでの立ち回りについて具体例を取り上げつつ書いていこうと思います。

では早速いきましょう!

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燃費を節約するための4つの手法

燃費を節約する走法は私の中では主に4つ方法があります。まずはその方法と、それを使うシチュエーションについて紹介して参ります。

ショートシフト

バーの真ん中でシフトアップする図を撮ろうとしているのがアクセル開度でバレバレですね

エンジンをリミットまで回さずに途中でシフトアップを行うというもので、最も汎用性の高い手法です。
バンパー視点でプレイしている私にとっては目線を右下のタコメーターに移すのが面倒なので大体真ん中のバーを見てシフトアップのタイミングを計っています。

本当に汎用性が高くかつ手軽なのでとりあえず燃費走行したい時はこれという感じです。シチュエーションを選ばずに使えるのが長所ですが、マシンによっては(ランサーエボ gr.4など)高回転まで回さないとパワーが出ずにかなり遅くなってしまうものもあるのでそこは注意が必要です。

燃料マップ調整

こちらはMFDの設定で変えられるもので、ゲーム上のドライビングスクールの内容でも取り上げられているものです。ちなみに当初ATでプレイしていた私はこれでしか燃費節約できないものだと思っていました(笑)

ラクに燃費走行はできますが、同じタイムを出すという前提だと前述のショートシフトよりも効果は薄いので使う場面は限られます。具体的にあげると

①ファイナルギアまであげきった後(上の画像のような時)
②鈴鹿のS字等パーシャルスロットルで走るかつオーバーテイクされにくい所

①の場合、純粋にショートシフトでは節約できないからです。また、トップスピードが下がる分には実はタイムにそこまで影響を与えないというのもあります。

例えば、時速1キロと時速2キロでは目的地到達に倍の時間変わりますが、時速300キロと時速301キロではほとんど変わらないですよね?
このように速度が速くなればなるほど速度の差はタイムに影響しなくなるので、速度域が高い状態での燃料セーブは効果的だと言えます。

次に②の場合、これもショートシフトにするとその後の加速が鈍ってしまい、燃費を節約する以上にタイムが損なわれてしまうので燃料マップを調整する場合が多いです。ただし、この場合調整で手元が忙しくなってしまいます。それでミスをしたら本末転倒なので気をつけましょう。

リフトアンドコースト

コーナーに差し掛かる時、通常アクセルを離して直後にブレーキを踏みますが、ここでアクセルを離してしばらく惰性で走ってからブレーキを踏むというものです。荷重変動が小さくなるのでタイヤの摩耗も抑えることができるという副産物があります。

これもあまり多用するとタイム損失の方が大きくなってしまうので、私は前車との距離がスリップストリーム圏内で走っていてかつオーバーテイクする気があまりない時に使います。

オーバーテイクをする気が無ければ実質的なタイム損失は0に等しいので非常に効果的に使うことができます。ただし、後ろに積極的に仕掛けていくドライバーがいた場合、インに入られるリスクもあるのでそこは注意が必要です。

スリップストリーム

前車のスリップストリーム圏内で走るというもの。これが最もロスなくかつ簡単にできる最強の燃費走行です。これとショートシフトを組み合わせれば2重に燃料セーブができるので非常に強力です。

アップデートで改変される可能性はありますが、2021年2月1日現在、スリップストリームは0.75秒差以内なら有効です。燃費レースの際はとにかく前車とこの差以内で走ることに注力しましょう。少しミスって圏外になってしまった場合は多少燃料を使ってでも追い付きましょう。それくらい現状はスリップ圏内で走ることは大切です。

後述する具体例においてもスリップはかなりカギになります。

ただし、gr.2以上のカテゴリーになるとフロントに空気が当たらないことによるダウンフォース抜けの影響を受けやすく、コーナースピードが落ちる傾向があるので気をつけましょう。

燃費走行と立ち回りの実践

というわけで上記の手法を用いてどう戦うか、具体例を用いて解説していきます。
今回具体例として用いるのはこの記事を書く前日に行われた第二回 REDEE ON-LINE CUPを用います。
レースの模様は生配信されたので貼っておきますね。私が出場したレースは3:38:30あたりからスタートします。

富士スピードウェイでカテゴリーはgr.3。燃料、タイヤ消耗は両方4倍で周回数は27周です。

9周×3で刻むと明らかにピットロスが大きく、14+13周で走ると燃料が厳しくフルでは飛ばせないという状況でした。テストをしてみたところ明らかに後者の方が速かったので決勝でも同戦略を取ることにしました。

予選は2位。まずまずの位置です。3位にはkazunokotaさん。かなり速いプレイヤーさんで、ロスにつながる仕掛けはしてこないタイプの方なので割と安心して走ることができます。
ここはスリップとショートシフトを用いて燃料を節約してピットイン時に給油量の差で前に立つ構想を描いていましたが、2周目の1コーナーで転機が訪れます。

赤のバイパーだらけで区別がつきにくいですが、、、2位が私です。1位を走るK-LINEさんが若干オーバーラン、インに入ろうか考えていたところに、4位のkazkouさんが3位のkazunokotaさんに仕掛けているところがバックミラーに映っています。

前述のとおり、かなりの実力を持つkazunokotaさんに対してインに入るということは、kazkouさんは積極的に仕掛けていくタイプのドライバーであることがわかります。2位キープで燃料をセーブしたいところですが、このまま2位を走った場合自分も仕掛けられて前のK-LINEさんとの距離が離れてスリップをもらえなくなる可能性が高いです。

そのリスクを背負うならば多少燃料は消費してもここはインに入って前に出る方が安全牌だと踏んで前に出ることを選択しました。

こういった限られた情報から一瞬で判断を下さなければならないのがこのゲームの難しさであり、楽しさでもあります

前に出た後は事前のテストで14周走れるペースで走ります。具体的にはショートシフト+100R、3セクでマップ3で走りました。

しばらく走っていると、予想通りkazkouさんがK-LINEさんに仕掛けていきます。

この時を待っていました。ここは多少燃料を消費してでもスリップ圏外に突き放しにかかります。

結果的には14周目までに後ろとは4秒以上の差を築き、あとは燃料切れをしないようにマージンを使って安全に走ることを心がけ、トップチェッカーを勝ち取りました。

後ろから情報が来るタイミングと自分が動くタイミングが重なった点と、予想してた通りにレースが動いた点は本当に運が良かったです。久しぶりに判断がハマった良いレースができました。

あくまでも本来ならば2位で走り続けて燃費を稼ぐのがセオリーです。ただ、そのセオリーは他車も同様です。そこを抑えつつ、他車に燃料を使わせたり、ロスをさせるというのも一つカギになります。

まとめ

ということで今回は燃費の節約について前編と後編に分けて書きました。

まずは燃費走行についての手法やセオリーを抑えましょう。その上で他車も同じことを考えているという前提でレースで動いていきます。燃費レースは本来フルで走れば実力差が出るレースと比べて、その差が生まれにくい傾向にあります。だからこそしっかり頭を使う、立ち回りを考えることが非常に大切になってきます。

状況判断の勘はやはり経験で培うのが最も手早いです。自分の中で色々試して、それがもし失敗したならばなぜ失敗したか、どうすれば良かったのかを考えれば自ずと正解に近い判断を下せるようになるので頑張っていきましょう!

ではまた!

<GTSportオンライン攻略シリーズ>
【GTsport】オンライン攻略 Vol.7 タイヤマネジメント

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