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GTSport上位1%プレイヤーのハンコン比較(G29,T300RS,T-GT)

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こんにちは、Jam023です。今回はグランツーリスモのコミュニティ内で使用率の高いG29,T-300,T-GTの3つのハンコンの比較を書いていきます。

ハンコンを初めて買うときって正直どれを選べばいいかわからないですよね。決して安い買い物ではないですし、amazonを見てもどれも「リアルです!」とか書いてあったり(笑)

今回はそんなハンコン選びをこれからする方々に向けて、後悔しないハンコン選びのお手伝いができればと思います。

私自身グランツーリスモSPORTを約3年間プレイし、今ではしっかり取り組めば上位1%の順位は取れるというところまでは腕を上げた中でこの3種のハンコンはいずれもプレイ経験があります。また、同コミュニティを通してそれぞれのオーナーさんの生の声も聞いてきました。

それらを生かして今回はそれぞれのハンコンのフィーリングはもちろんのこと、長くプレイしていく上でどうかという視点も加えて、書いていきます。

また、今回はG29,T300RS、T-GTのレビューを行いましたが、2020年9月にロジクールから発売されたG923については別記事でレビューをしているので良ければこちらもよろしくお願いします。
<関連記事>
GTSport上位1%プレイヤーのハンコンレビュー ~G923

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ハンコンを選ぶ上での前提

まず私のこれまでのプレイ経歴を紹介します。

・DUALSHOCK(PS4付属のコントローラ):1年3か月
・G29:6か月
・T-300:3週間
・T-GT:1年3か月(現在使用中)

というところですが、確実に1つ言えることはハンコンによってタイムが劇的に変わることはないということ。

高いハンコンを買ったからといって鈴鹿サーキットのタイムが突如1秒縮まるということはまずないです。何を使っても速い人は速いです。そこに機材の差は出ないというのが私の考えですし、実際周りを見ていてもそれは感じます。

ただし、デバイスによって伝わってくる情報量は確実に違います。今回ご紹介する3つのハンコンはいずれも一長一短あり、どれが絶対的におすすめというのはありません。長所と短所を見る中でご自身の価値観に合うものを選ぶのがベストだと思われます。

また、ハンコンを買うということであればフォースフィードバック機能(以下FFB)のあるものの購入をおすすめします。

FFBとは実車に近い感覚でプレイするための機能です。例えば実車では左折の際に左にハンドルを切った後、ニュートラルに戻る力が働きます。FFB機能ありのハンコンではこのように実車と同じ感覚で直感的なステアリング操作が可能となります。

FFB機能のないハンコンはより廉価で入手することが可能ではありますが、楽しさの面では圧倒的に劣るため、私はFFBありのものを強くおすすめします。また、今回ご紹介するハンコンはいずれもFFB機能を有するものです。

Logitech G29 Driving Force Feedback Racing Wheel

f:id:GenesisPlanA:20190912094632j:image

<スペック等>

ハンドル径280mmコスパ★★★★★
FFB最大トルク2.1Nmステアリングの機能性★★★☆☆
駆動方式ギアFFB★★☆☆☆
回転角度900°ペダル★★★☆☆
amazon価格(輸入品)38473円(34000円)楽しさ★★☆☆☆
メルカリ価格27000円~30000円程度アフターフォロー★★★★★
※輸入品の場合保証はありません

<長所>
安い
他2機種と比べて格段に安い。手軽にFFBありのハンコンを買いたいという方には非常にオススメです。

シフトインジケーターがある
リアルのレースカー同様、ステアリングにシフトインジケーターがあり、エンジンの回転数が上がるとピカピカ光ります。ま、走ってると見れないけどね。

アフターフォローが手厚い
保証期間が2年でかつ、もし壊れた場合交換ではなく、ロジクールから新品が送られてくる。これは本当に大きな長所です。

ペダルの裏に滑り止めがついている
ハンコンのスタンドを買っていれば別ですが、床にペダルを置いている場合、ペダル操作をしているとどうしてもペダルがどんどん遠くなります。それを防ぐための滑り止めがついているのは助かります。

<短所>
FFBのトルクが弱い
ゲーム内での設定でトルクを最大にしても物足りない。特にコーナー立ち上がりでのFFBがイマイチでちょっと心許ないという感じです。

FFBのかかり方が不自然
トルク方式がギアということもあり、FFBがかかる時にはガコガコッと大きな音を立てながらかかります。で、かからないときはスカスカという、、、

ブレーキペダルのストロークが短い
他2種と比べてブレーキのストロークが短い上に、ほんのちょっと踏んだ時にブレーキがかからない。速く走るという上ではこれが障害になりまして、例えば5割のブレーキをかけたいときにその調整がしにくいのです。もっともこれは慣れでカバーできる部分ではあります。

アクセルがバックオフされることがある
これは故障です。フルでアクセル踏んでいるはずなのにアクセルがちょこちょこ戻されることがあります。その際はペダルを解体し、接点復活材を吹きかけると直ります。

<まとめ>
G29は価格が非常に手ごろである点から、気軽にレースゲームを楽しみたいという方には非常におすすめできるハンコンだと思います。

一方で、本気でレースゲームをやりこむとなると、例えば他2種のハンコンに触れた時にそっちの方が欲しくなってしまう可能性はあります。かく言う私もそうでした(笑)

Thrustmaster T300RS GT EDITION

<スペック等>

ハンドル径300mmコスパ★★★★☆
FFB最大トルク3.9Nmステアリングの機能性★★☆☆☆
駆動方式ベルトFFB★★★★☆
回転角度1080°ペダル★★★★★
amazon価格(輸入品)52800円(45980円)楽しさ★★★☆☆
メルカリ価格35000円~47000円程度アフターフォロー★★★☆☆
※輸入品の場合保証はありません

<長所>
FFBが上質
★4つですが、これは後述するT-GTに+αのFFBが存在するためで、T300にはレースをする上での必要十分なFFBがあります。

合理的な設計、価格設定
G29よりは高価ですが、その差額分はペダルとFFBの差だと納得できます。FFB、ペダルといったレースに必要な部分に徹底的にお金をかけたというのが伝わってきますし、非常に合理的だと感じます。

ブレーキのストロークが大きい(T-GTも同じ)
G29と違いブレーキのストロークが大きいので、より細かなブレーキ操作が可能です。

<短所>
FFBが熱ダレを起こす
ゲーム内でFFBを強めすぎる(GTSだとトルク5以上)と熱ダレを起こし、FFBが抜けます。ちなみに私は非力でFFBを弱く設定していたのでここは問題ありませんでした。

ステアリングのボタンが少ない
特に大きな短所ではないですが、例えばグランツーリスモで言うとMFDを切り替えたいという時に少し不便かなという感じはします。

保証期間が短い上に、対応がオペレーターによって違う(T-GTも同じ)
保証期間が1年と短い上に、壊れたということで交換をしようとすると問い合わせたオペレーターによって対応が違うようです。ある人はすぐ来た!と言ったり、ある人はなかなか来ないと言ったり、まちまちです。

ブレーキのバネが折れる(T-GTも同じ)
G29のようなアクセルが戻されるという症状は無いのですが、ブレーキのバネが折れることがあります。ただこのバネはLAILEさんがバネ単体で発売をされているためこちらで対応可能です。詳細は後ほど。

<まとめ>
今日ご紹介するハンコン3種の中で敢えてどれか一つをオススメしろと言われたら私はこのT300を推します。性能と価格のバランスが非常に良いです。

ただ注意したいのはT300RSのGT Editionを選ぶということです。GT Editionでない普通のT300RSを買うとペダルが異なります。こちらに関しては操作をしたことがないので何とも言えません。

Thrustmaster T-GT Racing Wheel

Thrustmaster T-GT Force Feedback Racing Wheel for PlayStation4 ハンドルコントローラー 【日本正規代理店保証品】 4160680
ハンドル径280mmコスパ★★☆☆☆
FFB最大トルク6.0Nmステアリングの機能性★★★★★
駆動方式ベルトFFB★★★★★
回転角度1080°ペダル★★★★★
amazon価格(輸入品)生産終了楽しさ★★★★★
メルカリ価格70000円~90000円程度アフターフォロー★★★☆☆
※各ECサイトを見たもののどこも売り切れ

<長所>
MFDが簡単に操作可能
グランツーリスモSPORTの推奨ハンコンだけあって、ブレーキバランス、燃料マップ、トラコンをハンコンについているダイヤルを回すだけで常時変更可能。これ本当に楽です。

コーナー中にアンダーを出すとFFBのかかり方が変わる
これは好き嫌いあるかもしれません。コーナーで曲がっている際にプッシュアンダーを出すとFFBが大きくかかり「今アンダー出てるな」と察知することができます。

路面のザラザラ感まで伝わるFFB
上記のようなレースに役立つFFBに加え、T-GTの場合路面の雰囲気まで伝わってきます。要らないと言えば要らない機能ですが、これがあることでドライビングが本当に楽しくなります。

<短所>
高い
元々10万円オーバーで販売されていたということもあり、メルカリでもそれに準じた価格設定になっており、非常に高額です。。。ちなみに私は購入の際メルカリを逐一チェックし、65000円で売られたところで即購入しました。

個体差が大きい
周りを見ていると物によってはトラブルが頻繁に起きるようです。高額なだけにここはかなりネックです。突然発火したという方もいたので、ここは本当に運ですね。。。

重い
高性能ということもあり、本体が重く持ち運びには不便です。もっとも持ち運ぶケースそのものが少ないかとは思いますが(笑)

<まとめ>
端的に言うと、高価格高性能というハンコンです。気軽に人におすすめできるわけではありませんが、グランツーリスモを本気でやりたいという方には非常におすすめできるハンコンです。

また、オフラインのイベントにもよく使われるハンコンなので、そこも見通している方にもいいかと思います。

補足とまとめ

ちなみに上記のハンコンについて、第三回カートオフ会にご協賛頂き、12月から開催されるJeGTにもチームとして参戦されるLAILEさんがアフターパーツを販売しているのでご紹介します。

つるペダ
元のペダルと異なり、ペダル面がツルツルしていることで足裏にフィットし、よりアクセル等のフィーリングを高めてくれるアイテムです。

ブレーキMOD
ペダルを解体してブレーキに取り付けることで、油圧式のブレーキに近いフィーリングを体感できるものです。より実車に近い感覚を味わいたいという方におすすめです。

ブレーキペダルインナースプリング
前述しましたが、T300、T-GTのブレーキは内部のバネが折れてしまうことがよくあります。そんな方に向けての替えのパーツです。

ハンコンはどれを買っても高い買い物になるので、こういったアフターパーツが出てくれるのは非常に助かりますね!

上記に書いてない部分で「こういうところはどうなの?」といった疑問点がもしございましたらお気軽にコメントを通して聞いてください。私の答えられる範囲でお答えしますし、範囲でなかったら周りの人に聞いてご回答しますのでよろしくお願いします!

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