こんにちは、Jam023です。今回は今年9月にロジクールから発売された新型のハンコン、G923についてレビューしていきます。
このG923、実は私が現在参戦しているJeGT GRAND PRIXの参戦にあたり、スポンサーであるロジクールからご提供頂きました。この場を借りて改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。
というわけで提供して頂いた身ではありますが、本記事でのレビューについては本音ベースでユーザー目線に立ったレビューを行います。
ハンコンのレビューについては以前も既に行っており、その基準等についてはこちらに準じます。併せて読んで頂けると、よりご自身に合ったハンコン選びが可能になるかと思うので参考にしてください。
<参考記事>
GTSトップ1%のハンコン比較(G29,T300RS,T-GT)
それではレビューに参ります。
スペック等
ハンドル径 | 280mm | コスパ | ★★☆☆☆ |
FFB最大トルク | 2.1Nm | ステアリングの機能性 | ★★★☆☆ |
駆動方式 | ギア | FFB | ★★☆☆☆ |
回転角度 | 900° | ペダル | ★★★★☆ |
amazon価格 | 55700円 | 楽しさ | ★★☆☆☆ |
メルカリ価格 | 45000円程度 | アフターフォロー | ★★★★★ |
G29と比べるとコスパの評価を3段階下げております…
ではグランツーリスモSPORTで走行する上での長所、短所について説明していきます。
長所
G29との比較をメインにG923の長所を挙げます。
①ブレーキペダルのストロークが伸びた
②ダイヤルの感度が良くなった
①について、
G29のブレーキペダルはストロークが短く、その調整がしにくいという短所がありました。しかしこのG923はストロークが長く、踏力の調整はG29よりもかなりしやすくなった印象があります。若干固いので踏み味に関しては多少好みが分かれるかもしれません。
②について、
燃料マップやブレーキバランスを変えたい時にダイヤルを回すのですが、この感度がG29から改善されました。G29だと回しても反応しなかったり、逆に一気に変わったりということがよくありましたが、これが無くなりました。
短所
次に短所について説明します。
①FFB機能の進歩があまり感じられない
②価格が高い
①について、
以前の記事でG29について、FFB機能においてその情報量の少なさやかかり方が不自然であるという点を挙げましたが、G923においてこれが改善されたとは感じられませんでした。
またG923には”TRUE FORCE”という端的に言うとFFBの機能向上を目指すものがありますが、使用上G29との違いは正直わかりませんでした。ただこれは普段私が専らT-GTを使用しているのが原因で、普段からG29を使用されている方にはわかるかもしれません。
②について、
G29が3万円台半ばなのに対して、G923はこの約2万円ほど高い価格。確かにブレーキペダル等G29からのアップデートはありましたが、そこに差額2万円分の価値があるかと言われると、、、少し微妙。せめて4万円台半ばには抑えて欲しい所ではありました。
そういった意味ではメルカリで保証書もつくことを売主に確認の上で入手するのは選択肢の1つとして考えるのが得策かもしれません。
まとめ
G29との比較を中心にG923のレビューを行いました。同価格帯のハンコンでスラストマスターから販売されているT300RSもありますが、G923と比較すると私個人としてはT300RSの方をオススメします。
やはりスラストマスターのハンコンの方がFFBによる情報量が圧倒的に多く、特にコーナーの立ち上がりでこの差が顕著に表れます。G923のFFBは普段T-GTを使用している私からすると物足りなさを感じると言わざるを得ません。
ブレーキペダルについてはスラストマスターは柔らかい一方でG923は固いので、固いブレーキが好みという方にはG923の方が合う可能性はあります。ただ、これもLAILEさんから販売されているブレーキMODを買えば解決できます。
T300とブレーキMOD両方をアマゾンで買って5万7000円。G923の価格からは多少足が出ますがあまり大差はありません。
ということでなかなかネガティブ要素の多いレビューとなりましたが、私の所感としてはこんなところです。また新しいハンコンが発売され、それに触れる機会があったらまたレビューをしようと思います!
ではまた!
コメント