こんばんは、Jam023です。今回はグランツーリスモ7の公式ハンコンにあたるDD PROを親父杯の主催もなさったニシケンさん宅で触らせてもらったので、他のハンコンとの比較も交えてレビューします。
当ブログではT-GT、T300RS、G29、G923のレビューも行いましたので、良ければこちらもご覧になるとより比較しやすいかと思います。
<参考記事>
・GTSport上位1%プレイヤーのハンコン比較(G29,T300RS,T-GT)
・GTSport上位1%プレイヤーのハンコンレビュー ~G923~
ではレビューへ。
スペック等
ハンドル径 | 280mm | コスパ | ★★☆☆☆ |
FFB最大トルク | 5Nm ブーストキット使用時8Nm | ステアリングの機能性 | ★★★★★ |
駆動方式 | ダイレクトドライブ | FFB | ★★★★☆ |
回転角度 | 2520° | ペダル | ★★★★★ |
amazon価格 | 未販売(定価92900円) | 楽しさ | ★★★★★ |
メルカリ価格 | 未販売 | アフターフォロー | ? |
端的に言うと、非常に玄人向けのハンコンだと感じました。
詳しく見ていきましょう。
長所
①カスタマイズが幅広い
②ハンコン上でFFBやブレーキ等の機能の調整ができる
③駆動方式にダイレクトドライブを用いている
①について、
これがDD Proの最大の特長であると言えます。
先ほど定価が92900円であると記述しましたが、FFBを重くできるブーストキット(20000円)や、バネではなく純粋な踏力でブレーキが測定されるロードセルキットのついた3ペダルCSLペダル(15900円)などのカスタマイズが可能です。
ロードセルキットはブレーキの硬さもカスタマイズでき、油圧式ブレーキのような硬さにすることも可能です。また、ステアリングも様々な種類のものと互換性があります。このようび各ユーザーの思いのままに様変わりします。
②について、
T-GTもそうですが、ハンコンの舵角設定などについてはPCに接続しないといけませんが、DD PROの場合はPCに接続しなくてもハンコン単体で諸々の設定が可能です。プレイ中にしっくり来ない時でもその場で設定変更できるのは便利ですね。
③について、
こちらもfanatecのハンコンならではの特長です。ベルトやギアにはない、自然なFFBが体感できます。また、舵角が小さい時にはステアリングが重く、切っていくと軽くなるというFFBのかかり方は実車に近いですし、ダイレクトドライブだからこそ可能なものだと言えます。
短所
①アンダーステア、オーバーステアの挙動がT-GTよりもつかみにくい
②高額である
①について、
T-GTだとFFBでアンダー・オーバーが非常にわかりやすいのですが、DD PROはそれに比べると若干物足りない印象です。②にも挙げていますが、額が額なだけにもう少し情報があれば完璧でした。
②について、
前述したブーストキット、CSLペダルを全て買うと総額13万円弱です。
うーん、金銭感覚は人それぞれですが、購入を即決できる方は少ないかと思います。せめて全て揃えて10万円前後に収まってほしかったところですね。
まとめ
以上DD PROのレビューでした。
最初に玄人向けハンコンだと述べましたが、それはカスタマイズの幅が広いゆえに、あまりこだわりのない方からすれば少々持て余してしまう可能性があると考えたからです。
あまり設定にこだわりはないので、FFB等の情報量に重きを置きたい方はT-GT、カスタマイズ性にこだわる方はDD PROという感じで住みわけがされるのかなと個人的には思いました。
また、グランツーリスモ7に限らずアセットコルサやiRacingをやりたいという方にはDD PROはいいとかもしれません。私は基本的にグランツーリスモしかやらないのであまりハッキリとは言えませんが、特にロードセルはiRacingに重宝するという話はニシケンさんから伺いました。
T-GTとDD PRO、その価格から比較検討されている方も多いと思いますが、以上の判断軸から自分にはどちらが合うのかを考えるとより満足できる可能性が高いのかなと感じます。
いよいよグランツーリスモ7が発売されますが、こちらの攻略についても今後書いていく予定ですので引き続きよろしくお願いします!
ではまた!
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