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【グランツーリスモSport】FIAチャンピオンシップ2021概要発表!上位プレイヤー目線の展望と昨年からの変更点まとめ

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こんばんはJam023です。FIAグランツーリスモチャンピオンシップ2021の概要が発表されました。いよいよこの時期がやってきたなという感じで、プレイヤーの皆様も胸が高鳴る今日この頃かと存じます。

去年はコロナ禍ということで、若干参加プレイヤーが少なかったこともあり、私個人はマニュファクチャラーカップ(プジョー)でアジア12位という結果で終えました。順位そのものは割と満足ですがワールドファイナル(以下WF)には届かなかったので、今年もそこを1つ目標にして頑張る所存です。

概要に関してはこちらのページで発表されています。かなり長文ですね(笑)
ということで今回は

・昨年からの変更点
・どのようなシーズンになるかという私個人の展望予想


この2点に絞って見ていきます。

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マニュファクチャラーについて、5リージョンから3リージョンに変更

なんだかんだこれが一番大きいかつ非常に良い改善だと思います。昨年は全世界を5つのリージョンに分けた上で、上位3リージョンの合計点でメーカー順位が決定。WFにはその3リージョンのトップドライバーが出場するというものでした。

それが今年は元から3リージョンで、そのメーカーのトップドライバーがWFに出場できます。
この変更で生まれるメリットが2つ。

1.同メーカー他異地域間の争いが無くなる。

昨年では他メーカーに負けないことはもちろん、他地域に負けないことがWF出場の条件でした。
そうなると「メーカー間の争いには勝ちたいから他地域選手には頑張ってほしいけど、地域間の争いに負けるから頑張りすぎて欲しくない」というジレンマが生じることになります。

実際マニュファクチャラー上位のメーカーは地域間の争いが熾烈で、もう少し下位のメーカーを選んでいればWFに出場できたものができなくなった選手も一定数いました。そういった懸念が今シーズンは無くなるというのは大きなメリットです。

2.オセアニア上位プレイヤーのメーカー選択に左右されない。

これも実は大きいです。OGはそもそも人口が少ないためプレイヤー間の実力差も他地域に比べると大きく、OGの上位プレイヤーがどのメーカーを選ぶかが全体の順位に過度に寄与していました。これが解決されるというのも大きいです。

ただ一方でOGのプレイヤーとレースをするわけですからそこでバトルの仕方については考える必要があります。以前の記事でバトルでは目先の順位とトータルタイムをバランスよく考える必要があるという持論を出しましたが、経験上OGのプレイヤーはほぼほぼ目先の順位重視で少し無理をしてでも勝負を仕掛けてきます。

OGのプレイヤーと勝負をする際にはインをがっつり閉めてブロックラインを取るなどの処置をする必要性がより高まる点に注意しましょう。

シーズンが完全に2回に分離している

昨年は一応シーズン4までありましたが、ポイントはシーズン4まで通して合算されており、シーズンの区分でオフラインイベントが開催されるシステムでした。(コロナの影響で開催されませんでしたが…)

それが今シーズンは下図のように完全に2シーズンに分離されています。

https://www.gran-turismo.com/jp/gtsport/fia_championships/2021/#c02

7月に一度シーズンが完結し、showdownというオンラインイベントが開催されます。これは言うなれば準WFのような存在でシーズン1での結果をもとにWFへの出場条件と同じもので代表選手が選抜されます。1つのシーズンで実質2回オンラインイベントに参加できるチャンスがあるというのは一つ嬉しいことですね。

また、ワールドシリーズというものも併せて開催されます。これはshowdownないしWFでの優勝プレイヤーを決めるための超ハイクラスなシリーズ戦です。

ここで注意しなければならないのが、ワールドシリーズ1,2マニュファクチャラーカップの出場選手が昨年のWF出場者でかつシーズン1で同一メーカーを選んだ選手という点です。

となると、昨年マニュファクチャラーカップでWFに出場した選手は今年も同一メーカーで出場する可能性が極めて高くなります。もちろんそのメーカーはかなりの腕を持った選手が出場するわけで、showdown出場を目指す選手はそれなりの覚悟をもって選ぶ必要があります。シーズン1のメーカー選びはそのあたりも加味して考えなければなりませんね。

また、シーズン1で選んだメーカーはシーズン2で変更できない点も注意が必要です。

Top16スーパースターズの開催取りやめ

昨年はシーズンで優秀なポイントを持った上位16人のプレイヤーを対象に「Top16スーパースターズ」というレースが開催されていました。

私もプジョーから出場し、その独特な雰囲気を楽しんでいたわけですが、どうやら今年は開催されないようです。Top16に出場してそのレースで上位を取ればメーカー内のポイント争いでかなり優位に立つことができましたが、今年はそういったことができないので日頃から安定して高ポイントを取る必要があります。もっともTop16で高ポイントを取るような選手はそれ以外でも卒なくレースで結果を出すと思いますが…(笑)

また、それに伴いスタードライバーと呼ばれるドライバーレーティングに「S」がつく条件がかなり厳しくなりました。昨年はこのSのドライバーがTop16に出場するための1つの条件で、リージョン150人~200人ほど登録することが出来ましたが、今年は昨年のWF出場者とshowdown出場者に限定されるのでより「特別感」の増した称号になったと言えます。

最後に:今年のマニュファクチャラー展望予想

さて、昨年と大きく違う点がもう1つあります。それは、ピットロスタイムの大幅な増加です。
ピットロスタイムが長くなったことでショートスティントで飛ばしてタイムを稼ぐという戦略がほぼ取れなくなりました。これによって優位に立つメーカー、そうでないメーカーがあります。

この点も踏まえて独断と偏見による有利なメーカー、不利なメーカーを大まかに分けていきます。メーカー順位は速いプレイヤーがどのメーカーを選ぶかで大きく左右されますし、あくまでもほんの参考程度に捉えて頂けると幸いです。

【かなり有利】
トヨタ:gr.3は一発に強いしgr.4は耐久に強い。
マツダ:gr.3の強さが圧倒的。gr.4も悪くない。

【有利】
ジャガー:消耗は多少厳しいがBoPは優遇されている。
ルノー:gr.3は消耗が厳しそうだが、gr.3,4双方マシンが優秀。
日産:gr.4は多少厳しいがそれでもgr.3がかなり優秀。
マクラーレン:ポテンシャルも消耗もまあまあな印象。
ワーゲン:全体的に扱いやすいし消耗にも強い。(VGT除く)

【普通】
ポルシェ:有利寄り。消耗にクセがなく扱いやすいが決め手に欠けるか。
アストン:大きな強みも弱みもない印象。
シボレー:アストン同様。
BMW:アストン同様
レクサス:アストン同様。
ヒュンダイ:アストン同様。
ベンツ:アストン同様。ただし乗り手が超優秀。
スバル:ベンツ同様
ホンダ:gr.3は優秀だがgr.4で相殺されそう。
シトロエン:ホンダ同様。
アウディ:一発は強いが消耗がつらそう。
ランボルギーニ:アウディ同様。

【不利】
フェラーリ:ランボより一発の決め手に欠けるし消耗がキツい。
アルファ:gr.4でのコースとレギュ次第だがバトルに弱い。
ダッヂ:gr.3の弱体化が痛い。gr.4も特別優秀ではない。

【かなり不利】
プジョー:gr.4の消耗がキツすぎる
三菱:ポテンシャルも消耗も割とキツい。

本当に独断と偏見であり、異なる意見も沢山あると思いますし、結局は得意なメーカーを選ぶのが一番結果出ます。

まとめ

ということで今回はFIAグランツーリスモチャンピオンシップ2021の概要と考察を述べました。

昨年と違い最初からコロナ禍前提のプログラムですが、それでもその中で最大限シーズンを盛り上げたいというポリフォニーデジタル社の創意工夫が盛り込まれていると感じました。

なんとか今シーズンも悔いの残らないシーズンになるよう頑張っていきましょう!
私も読者の皆様に負けないよう頑張ります(笑)

ではまた!

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