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[試乗レポート]スズキ・スイフトは抜群のハンドリングでコスパ抜群の実用車だ!

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こんにちは。Kabaoです。今回はスズキ・スイフトのベースグレードである「スイフトXGリミテッド」に乗る機会を得たので簡単なインプレッションをお届けします。

なおドライブした車両はレンタカーとして利用したもので、現在販売されているモデルとは仕様が若干異なっていることは予めご了承ください。

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車両スペック・新車価格(当時)

スズキ・スイフト XGリミテッド

型式 DBA-ZC83S

全長×全幅×全高 3840mm×1695mm×1500mm

車両重量 890kg

排気量 1242cc

最高出力 91ps(67kw)/6500rpm

最大トルク 12.0kgm(118Nm)/4400rpm

駆動方式 FF

トランスミッション CVT

価格 ¥1,488,300

エクステリア

スズキ・スイフトXGリミテッド ボディカラーはスターシルバーメタリック

まずはエクステリアから確認していきましょう。デザインは決して奇を衒った大胆なものであったり派手さはありませんが、安っぽさは感じられず非常にまとまったものだと思います。ただ随所に他車からのインスピレーションを受けている箇所を感じざるを得ない部分もあると思います。フロントグリルとヘッドライトの位置関係とデザインがジャガーFタイプっぽく見えなくもない

ボディサイドのキャラクターラインもごちゃごちゃしておらず非常にシンプルな印象です。特徴的なのはリアドアのノブがCピラーに続くガーニッシュの中に取り付けられているところです。

このデザインは確かにスタイリッシュにはなりますが、このクルマに初めて乗る人が戸惑ってしまうことは間違い無いでしょう。私は以前、同じようにドアノブが隠されているデザインのホンダ・ヴェゼルに乗っていたことがあるのですが、その際は頻繁にドアノブの位置を尋ねられました。些細なことではありますが、実用的なクルマ作りに長けているスズキのデザインとして適切かは正直疑問の余地があると思います。

続いてリアビューです。雰囲気は先代、先々代スイフトからあまり変わっていない保守的なデザインです。ただ全体のバランスに対してテールライトが少し大きい気がします..

インテリア

続いてインテリアを見ていきましょう。

ブラックを基調としたインテリアは、お世辞にも上質とは言えないもののまさに必要十分といったところ。ステアリングが革巻きなのは嬉しいポイントです。各種スイッチ類は直感的に操作できる配置で好印象でした。ステアリングスイッチでオーディオデバイスの操作、運転支援系機能の操作が可能です。値段を考えればこれだけの機能が備わっていれば十分に充実しているといえます。

また、写真はありませんがフロントシートは大型でサイドサポートもしっかりとしたもので、非常に好感を持ちました。座面も硬すぎず柔らかすぎず、国産コンパクトにありがちな安っぽい印象は受けませんでした。

ラゲッジスペースもこのクラスとしては十分以上を備えています。(写真は一部ライティングを編集しています)

床下収納などは備えておらず深さはありませんが、限られたスペースの中で最大限に活用しているといえます。

トランク床下には工具とパンク修理キットが備わっており、スペアタイヤはありません。

リアシートは今回使用しなかったので割愛しますが、見たところ極端に狭いということはなさそうです。

走行フィーリング

ここからは走行フィーリングについてお話しします。

今回は一般道を数十キロ走行した程度ですので簡易的な評価になりますが、走行区間にちょっとした山道もあったので参考になれば幸いです。

まず、第一印象としてステアリングフィールの良さに驚きました。まるで輸入車のようにしっとりしています。とても150万円で買えるクルマと思えません。

軽すぎず重すぎず、絶妙な味付けです。足回りもやはり輸入車的なコシのある乗り心地ですが、特に低速走行時に段差などを乗り越えるときのショックは大きいと感じました。この原因は装着タイヤの性能の問題なのかは定かではないのですが、足下の衝撃を吸収しきれていない印象です。ボディの剛性は不足している印象はなく、先述したような衝撃を受けてもボディ側にはそこまでそれは伝わってきませんでした。

低速時はやや渋めな印象を受けた足回りですが、ワインディングでは印象が一変しました。非常にしなやかで、手応えのあるステアリングフィールと相まってコーナリングを楽しめるほどです。

最高出力91psの1.2リッター自然吸気エンジンということもあり、パワーは必要十分ギリギリのところといった印象です。特に低速でのトルク不足を感じました。渋滞やバックの時の低速でのアクセルコントロールが難しかったです。この辺りは低排気量ターボエンジン車や、モーター駆動のアシストのあるハイブリッド車に軍配があがります。

とはいえ、加速性能に不満は感じませんでした。流れに乗って走行する分には全く問題ないです。

今回借用して走行した区間の平均燃費は17km/Lでした。

総括

総括すると、このクルマはコストパフォーマンスに優れた素晴らしい実用車だと思います。

約150万円で購入できるこのグレードは現在購入できませんが、同等のグレード「XG」は先進安全機能を備えて約154万円で購入できます。

さらに、5MTモデルもラインナップされているところも嬉しいポイントです。

私は以前、スイフトスポーツを購入検討しており試乗させて頂いたことがあるのですが、個人的にはフィーリングが好みではなく断念した経緯があります。正直に言うと、今回乗ったXGはスイフトスポーツより好印象でした。

ただ実際購入するとなると、スイフトスポーツの最安モデルが187万円です。価格差は約30万円と、装備の差や性能を考えると大差ないと思えるところです。リセールバリューもスイフトスポーツの方が良いかと思いますので、非常に悩ましいところです。

しかしコスト重視でコンパクトカーを選ぶ中で、走行性能を重視するのであれば非常に魅力のあるクルマであることは間違いないです。

ベースグレードとはいえ侮ることなかれ、という思いの伝わる一台でした。オススメです。

おわりに

今回はレンタカーで乗ったスズキ・スイフトXGリミテッドのレビューをお届けしました。

これからも、様々なクルマに乗る機会を作ってレビューしていきたいと思います。

近日中に、昨今話題のあのスポーツカーに乗る機会を作ったので楽しみにしていてくださいね。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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