こんにちは、Jam023です。今回は、グランツーリスモSportのオンラインでのレースにおいて、「より高いレベルを目指したい」という方に向けの記事です。
具体的には、「絶対的な速さを磨きたい」という方に向けて、主にフリー走行の取り組み方について私が用いている手法をご紹介したいと思います。
レースゲームにおいて、速くなりたいという気持ちは初心者から上級者まで須らく持つ願望です。そして、この速さへの渇望こそがレースゲームに取り組むモチベーションであるといっても過言ではありません。
私自身、このゲームを始めた当初はフリー走行でトップから10秒差あったのがいつの間にか5秒、3秒と縮まっていったことに大きな喜びを感じていました。今では大体のコースはトップから1秒差以内で走ることができますし、自分自身これが自信に繋がっていると感じます。
当ブログ、GTsportのオンライン攻略記事シリーズのVol.1でもレースの順位を決める要素は様々あるが、結局は絶対的な速さこそが一番の決定要因になり得ると説明しました。
速さを磨くためにとことん練習!といきたいところですが、時間も限られています。今回は「なるべく短い時間で最大限の成果を得る」という観点でフリー走行の取り組み方について説明していこうと思います。
1.まずはとにかく走ってみる
はい、非常に月並みなことを書いたというのは自分でも自覚していますが、ここでのポイントは以下の3つです。
①いきなり上手い人のリプレイを見ない
②自分なりに試行錯誤してみる
③全てのコーナーが「キマる」までやる必要はない
①について、
これは見てはいけないというわけではありません。しかし残念ながら自分が走ってない状態で見てもどこがポイントがわかりづらいのです。私が過去に書いた親父杯の攻略記事についても、初見である程度走れるように具体的に書きましたが、自分なりに走った後の方がより吸収できるかと思います。あとは「いきなり答えを見るのも…」というのは正直ありますよね(笑)
②について、
①に付随してというものですが、自分なりにブレーキングポイントを探ってみたり、ライン取りを変えてみたりと色々試行錯誤する中で自分に合った走り方を模索していきます。「最初からうまい人のリプレイを見る方が早いのでは?」と思われるかもしれませんが、自分なりの答えを見つけることは後々生きてきます。
③について、
これが国体予選等のタイムアタックとなれば話が変わるのですが、ことフリー走行ということであれば全てのコーナーをキメる必要はありません。ある程度各コーナーの攻め方について自分なりの答えを見つけ、概ね煮詰めきったと感じたらその段階でやめてOKです。
2.トップ層のリプレイを見る
ここでのポイントをあげます。
①まず見るべきは「ライン取り」
②次にブレーキングポイントに注目
③できるだけ複数人のリプレイを見る
①について、
まず注目すべきはライン取りです。というのも、走り方は人によってもちろん分かれますが、ライン取りはあまり個人によって差が出ないからです。富士の最終コーナーなど人によって分かれるところもありますが、基本あまり差が出ない傾向にあります。
また、ライン取りを見る時はコーナーに対するアプローチの仕方(止めてから曲げるのか、曲げながら止めるかなど)、インにどこまで寄せるのか、連続コーナーではどこまで膨らむのかあたりを見るようにしましょう。
②について、
ライン取りを確認してから次にブレーキングポイントを確認します。ライン取りを定めなければブレーキングポイントも定まらないため、この順序で行うようにしましょう。また、リプレイではブレーキのゲージは実際より遅れて表示される点に気を付けましょう。
③について、
極力複数人のリプレイを見ましょう。というのも、トップ層でも走り方は千差万別だからです。例えば国内トッププレイヤーであるAkagi選手とKerokkuma選手を見てもその走り方はかなり異なります。複数人のリプレイを見ることで、自分に真似できそうな走り方を見つけましょう。
3.もう一度自分で走ってみる
ここでのポイント。
①極力タイムが安定するまで走る
②全てのコーナーが「キマる」まで走る必要はない
①について、
リプレイを頭に入れた状態で走るとかなり走りやすくなります。一方で、スピンしてしまったりというのもまだあるかと思います。ただ、ここはできるだけタイムが安定するまで、具体的には自分の中で7,80点くらいのラップを安定して出せるまで走りましょう。
というのも、フリー走行で安定して走れなければ消耗のある本番のレースでミスる可能性が高いからです。走り方を理解することと、安定して走れることは別です。本番でミスして悔しい思いをすることがないようにしましょう。
②について、
これは1でも書いたことですが、ここでも同じです。あくまで「短い時間で仕上げる」ということを念頭に置くのであれば100点の走りができるまで続ける必要はありません。各コーナーの100点の感覚さえつかめればそれでOKです。
まとめ
フリー走行は苦行と感じる人と感じない人がいます。私はどちらかと言えば後者ですが、一つ確実に言えることはフリー走行でもレースでも、とにかく走らなければ速くならないということです。
今回はフリー走行での練習に焦点を当てましたが、そもそもこれを苦行と感じる方は模擬レース部屋で走るなどすればいいですし、色々なやり方があります。
ただやはり模擬レースをやるにしても速い人のリプレイを見て真似るというのは大切ですし、根本は変わらないと思います。
GTsportのオンラインでの腕の挙げ方についてはシリーズで体系的に書いていますのでよければこちらも参考にしてください。ではまた!
<GTSportオンライン攻略シリーズ>
・【GTsport】オンライン攻略 Vol.4 バトルで強くなる
・【GTsport】オンライン攻略 Vol.6 燃費走行の肝(前編)
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