こんにちは。Kabaoです。
お待たせしました。いや、お待たせしすぎたかもしれません。
いやはや、本当に久々の記事執筆になってしまい申し訳ないです。
そんな久々のブログは、我がローバーミニが不調になった話をお届けします。
それは突然やってくる
私の1998年式ローバー・ミニクーパーは、ちょうど1年前に購入しました。
車齢23年、走行距離は13万キロ目前と、いつ壊れてもおかしくない状況です。
とはいえ、納車されてからのこの1年、マイナートラブルはあれど非常に快適なミニ・ライフをすごしていたのですが…
車検を目前としたこの6月から7月にかけて、トラブルが連発しています(泣)
今日はその様子をレポートしたいと思います。
トラブル1:警告音が消えない!
まずはこちらのトラブルから。
そもそもローバーミニに警告音なんてご丁寧な装備がついていたのかよ!というツッコミは抜きにして、ミニはエンジンを始動させると必ず短く「ピー」という音がなります。これは、排気温度の以上を検知するセンサーなのですが、これがずっとなりっぱなしという状況になっています。
ということは、排気温度に異常が発生しているのかと言われると、必ずしもそうではないようです。
つまり、センサー自体に以上が発生している可能性が高いということです。
ネット上でも、同様の故障を報告している記事がいくつか確認できす。私がミニを購入した専門店にも確認した所、やはりセンサー事態の異常である可能性が高いとのこと。その場合、対処法としてはセンサー自体を外してしまうことが多いそうです。
この件については、センサー自体の異常で済んでくれるといいのですが…
…この記事を執筆している間に、センサー音が急に鳴らなくなりました。
その後は不定期に鳴るようになっており、いずれにせよ正常な状態ではないので後日車検整備時に撤去してもらう予定です。
トラブル2:メーターが正確でない
このトラブルは最近発症したわけではないのですが、ずっと継続しているので挙げました。ミニのメーターは、左側からスピードメーター、ガソリンメーター/水温計、タコメーターの順で並んでいます。
このうち、スピードメーターについては20〜40km/hくらいの速度域で針が異常にブレているという状態です。アナログ式の目覚まし時計の針が壊れてブラブラ動いている状態のようになっています。
ガソリンメーターについては、目盛りの減りが異常に早いという状態です。ミニのガソリンタンク容量は34Lで、普段の燃費はだいたいリッター10キロ前後です。つまり、満タン状態から100キロ走ったとしたら目盛りは1/3になるはずなのですが…
半分以下になってしまうのです。
トリップメーターが備わらないミニでこれは正直面倒です。私は普段からミニの給油記録を取っていますし、メーターの故障が逆にガソリンが減っても目盛りが減らないという状態にならない限りはガス欠になるリスクは低いのですが日々意識をしないといけず、早めに給油を行う必要が生じています。
タコメーターは、今のところ正常(のはずです)。
いずれメーターが本格的に壊れたらセンターメーター化も視野に…
トラブル3:ついに水漏れが…
いやぁ、ついに来てしまいました。旧車あるあるの水漏れです。
梅雨の時期だったこともあり当初はあまり気にしていなかったのですが、車内がどうも湿っぽい。
ふと足元を見てみると、運転席のフロアマットが水浸しに!
ついに起こってしまいました、水漏れです(泣)
まずは水の種類を確認すると、特に色がついているものではありませんでした。つまり、ラジエーターホースからの水漏れではなさそうです。となるとおそらく雨水の進水です。
普段からローバーミニは屋根のある場所に保管しているのですが、たまたまこの騒動が起こる前の1週間ほどは屋外に停めていました。ちょうどその時期が梅雨と重なり、連日雨が降っていたのです。
ここからも、雨水のフロアへの流入とみて間違い無いでしょう。
フロアマットは水を含んで重くなっています。
ローバーミニはフロアマットの下にフェルト製のフロアカーペットが敷いてあり、その下はすぐにボディの鉄板になっています。
つまり、フロアマットが濡れているということはカーペットまで水が染みており、それはつまり鉄製のボディにまで水が来ている….錆の原因ということになってしまいます。
まずは、フロアの状況を確認します。カーペットを捲ると、そこはやはり水が来ています。急いで拭き取り、カーペットに染み付いた水がこれ以上ボディに伝わることのないよう対策を練ります。取り急ぎ、タオルを敷き、USB充電の扇風機で風を送りました。
同時に、進水の原因を探ります。ネットの情報によると、フロントドアとボディをつなげる部分である「チェックアーム」のパッキンの破損である可能性が高そうです。
↓のドアチェックアームシールというものが破損していることで、隙間が生まれそこから水が侵入してきている模様です。
ミニを購入した専門店で確認してもらったところ、やはりこのドアチェックアームシールが問題とのこと。
こちらも車検時に交換してもらうことに。
旧車を維持するということ
今回お伝えしたように、現在私のミニにはこのようなトラブルが発生しています。
私の個体は1998年式と、ミニとしては比較的高年式なほうですが、とはいえ23年前のクルマです。また、ミニの基本設計は1959年と、60年以上も前であり、現代のクルマとは仕組みも考え方も全く異なります。
今回のトラブルを通じて、改めて旧車を維持するということが特別なことであるということを痛感しました。
現代のクルマとは違い、時間もお金もかかります。ただ同時に、しっかりと対策さえしておけば、致命的なトラブルは防げるのかと思います。
そして手間暇をかけてあげる分だけ、そのクルマに愛着も湧きますし、その分快調に走ってくれるのでしょう。
肝心なのは、クルマを人生の一部として考え、ライフスタイルのなかに無理なく位置付けることなのかもしれませんね。
今後も私とミニの暮らしをお伝えしていければと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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